日本人にはまだまだ知られていない「リビエラマヤ」ですが、実はアメリカ人やカナダ人には何十回も訪れている定番の場所なんです。今回はそんなリビエラマヤの基本情報を簡単にご案内します!

 

■リビエラマヤの場所ってどこ?

まず場所はカンクンから車で約1時間~2時間ほどまっすぐ南へ走った場所にあります。その長さは約130キロメートルほどとなり、主要な街として「プエルト モレロス」「プラヤデルカルメン」「アクマル」「トゥルム」、そして「コスメル島」があります。

 

・プエルトモレロス

プエルトモレロスの中心地にはシーフードレストランと土産物店が数軒並んでいるだけのとても小さな漁村です。この中心地から海岸沿いにかけてファミリー向けの大型オールインクルーシブホテルが立ち並んでいます。ホテル内には子どもに人気のウォーターパークといわれる大きなプールや室内でも遊べるVRゲームが完備され、1日中ホテルで遊ぶことが出来るリゾートホテルです。ツアーへ出掛けるよりホテルの中でアクティビティを楽しみたいファミリーにおすすめの場所です。

 

・プラヤデルカルメン

プラヤデルカルメンは、買い物、ビーチ、レストラン、コスメル島への港…すべてがギュッと詰まった町です。メインストリートである5番通りは歩行者天国となっており、その道路沿いにはお洒落なレストランや雑貨店などが立ち並んでいます。公共バスやタクシーなどを使うことなく徒歩で目的地に行けること、またトゥルム遺跡やセノーテなどの観光地にも近いことから、ツアーに出掛けたいアクティブな方や街を散策したい方などのカップルにおすすめの場所です。

また中心地から車や約15分ほど離れた場所には超高級リゾートエリア「マヤコバ」があります。ここにはヴィラタイプのお部屋を持つ高級ホテル数軒とPGAトーナメントにも使われる一流ゴルフ場があり、ラグジュアリーなホテルステイを満喫したい大人のカップルにおススメの場所です。

 

 

・アクマル

アクマルには入り江となった浅瀬のビーチや洞窟セノーテがあることから自然のアクティビティスポットとして訪れる人が多い町です。最近ではグランピングといわれるテントのような形をしたお部屋の小さなホテルがオープンし、若者やヒッピーを中心に注目を集めている場所です。カンクンには何回も来ているリピーター、ちょっと変わったホテルステイをしたいカップルにおすすめの場所です。

 

・トゥルム

実はヨーロッパではカンクンよりも知名度が高いトゥルム。ここには多くの自然が残されており、自然世界遺産「シアンカーン」があるほどです。また岸壁にそびえ立つ遺跡として有名なトゥルム遺跡もあり、観光スポットも充実しています。ホテルゾーンには小さなブティックホテルが多く建ち並び、その多くが有名建築家やアーティストが出掛けるユーモア溢れるエコホテルとなっています。自然やアートに興味を持つ若者が多く集まり、ホテルやビーチクラブでナイトパーティーが行われる場所としても知られています。自然が好きなアクティブなカップルにおすすめです。

 

 

・コスメル島

プラヤデルカルメンの港から定期フェリーに乗って約40分ほどの場所にあるコスメル島。コスメルブルーと呼ばれる透明度の高さとコスメル島の固有種の魚が見れる事から「ダイビングのメッカ」として有名な場所です。そしてコスメル島はカリブ海を周遊する大型クルーズ船が停泊する島でもあります。世界中から豪華客船に乗ってコスメル島に上陸し、近辺のトゥルム遺跡などに訪れます。また近年ではマラソンやアイアンマンなどのスポーツ大会が行われる場所としても知られています。ダイバーやスポーツ好きな方におすすめの場所です。

 

■リビエラマヤの特徴ってなに?

カンクンは海が綺麗な「ビーチリゾート」というイメージがありますが、リビエラマヤは自然豊富な「ネイチャーリゾート」というイメージです。カンクンからトゥルムまで続く主要道路の国道307号線を走っていると海どころか自然を感じられる風景はまったく見えませんが、一本奥の道へ入っていくとマングローブが生い茂る大自然が広がっています。道路脇には「〇〇に注意!」といった動物の看板が多く立てられており、鼻ぐま、サル、鹿といった野生動物が生息し、運が良ければ見かけることもあります。

 

■リビエラマヤの海ってどんな感じ?

・リビエラマヤとカンクンの海の違い

カンクンの海はエメラルドグリーンのような少し緑がかった色をしていますが、リビエラマヤの海の色はマリンブルーのような濃い青色をしています。これはリビエラマヤの海はカンクンに比べて水深が深い為、海の色が濃く見えるのです。また地形的に東側からの潮の影響をダイレクトに受ける為、波はカンクンに比べて比較的高めです。

・海藻が異常発生!

2013年頃から夏の時期になると徐々に海藻がビーチに漂着するようになりました。その数は年々増えており、場所によっては海の色が茶色く濁ったり、ビーチに海藻が溜まったりしています。カンクンに比べて潮の流れを直接受けやすいリビエラマヤの沿岸部では、観光業や環境保護に被害をもたらすほどの深刻な問題になっています。

 

・海藻のシーズンは?

海藻が発生しだすのは気温が暖かくなる3月中旬から9月中旬ごろまでです。この時期は場所によって海が茶色く濁り、海藻が大量にビーチや海にあるため泳ぐのを躊躇してしまう程です。10月から2月にはすっかり海藻もなくなり、透明感ある濃いブルーの海を見る事が出来ます。

 

■リビエラマヤでおすすめの泊まり方は?

リビエラマヤでのおすすめの泊まり方は、カンクンと組み合わせた分泊にすることです。上記で説明したようにリビエラマヤには素晴らしい場所がたくさんありますが、カンクンに比べて劣るものもあります。例えばその代表的な例の一つが海の綺麗さです。海の綺麗さはやっぱりカンクンが一番です。その他にはカンクンの方が空港に近いこと、繁華街に徒歩圏内で行けること、そして日本人コンシェルジュが在中するホテルが多いことなど日本人旅行客にとって利便性が高いのはやっぱりカンクンです。その為、観光スポットや旅行目的に合わせて、この二つのエリアを上手に組み合わせれば、最高の旅行プランを立てることが出来ます。

  

 

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