最近、お問い合わせが多いベリーズ+カンクンの2か国旅行。せっかくカリブ海へ行くならカンクンもベリーズも両方行きたい!という方がだんだん増えてきました。そこで今回は情報が少ないベリーズの情報と共にベリーズ+カンクン旅行のベストな旅行プランについて詳しくご案内させて頂きます。是非ご旅行の参考にしてくださいね。
【目次】
ベリーズってどこ?
ベリーズは中央アメリカの東岸に位置する国で、東側はカリブ海、西側は密生したジャングルに接しています。カンクンからベリーズシティまでは、空路で約1時間、陸路で約7時間の場所に位置しています。
ベリーズってどんなところ?
ベリーズは亜熱帯気候の高温多湿地域ですが、貿易風のお陰で過ごしやすい場所です。面積は日本の四国ほどと小さな国ですが、マヤ民族、スペイン系メキシコ人、アフリカ系ガリフナ族、ジャマイカ系クレオール人、中国人、東インド人などが混在している多民族国家です。ベリーズ人はとても穏やかでお互いの文化を尊重しあう性格なので、民族間の争いごとはなく中米の中でも治安のよい国の一つといわれています。公用語はイギリス領だった影響で英語となっていますが、一部の地域ではスペイン語やマヤ語などそれぞれの民族の言葉が使われています。
ベリーズって何があるの?
ベリーズというとダイビングスポットとして有名なブルーホールのイメージが強いですが、マヤ遺跡や自然など様々なジャンルが詰まった国です。ダイバーの方もそうでない方も気軽に観光できるスポットがたくさんありますので、是非チェックしてみてください。
《 ダイビング / シュノーケリング 》
ベリーズには世界第2位の長さを誇るサンゴ礁があり、サンゴ礁保護区として自然世界遺産にも登録されています。海にぽっかりと穴が空いたようなブルーホールが有名ですが、他にもたくさんの魅力あるダイビング・シュノーケリングスポットがあります。
・ライトハウス環礁エリア (ブルーホール/ハーフムーンキー/アクアリウム)
直径約313m、深さ約120mあるブルーホール。”海の怪物の寝床”と呼ばれている大きな穴の中に潜ってみると、水深40m地点に巨大な鍾乳石があります。先が見えない真っ暗な海はまるで闇の世界へと引き込まれるような感覚を覚えます。他には、浅瀬のエメラルドグリーンが印象的なハーフムーンキー。サンゴやソフトコーラルなどカラフルな海の生物が多く、シュノーケリングでも人気のポイントです。さらにその先にはイワシの群れやトビエイ、甲殻類などが見れるアクアリウムポイント。その名の通り水族館並みに様々な魚を見ることが出来ます。
・ホルチャン国立海洋公園エリア (ホルチャンカット/シャークレイ/サイプレストンネル)
サンペドロからたった15分の場所にあるダイビングエリア。浅瀬でウミガメなどにあえるホルチャンカット。ナースシャークと呼ばれるおとなしいサメにあえるシャークレイク、ユニークな地形が楽しめるサイプレストンネルがあります。近いこともあって人気のダイブポイントの一つです。
・グラデンスピットエリア
体長が最大約13mもある最大魚類のジンベイザメが集まるポイントです。3月~6月頃がジンベイザメの大群に遭遇できる時期です。特に満月の前は高確率で出会うことができます。
《 観光 》
ダイビングをしない方でも短時間かつ低価格に楽しめるところがあります。
・市内観光
イギリス統治時代の様式が伺える旧総督官邸やセントジョンズカテドラルがあります。
・ブルーホール遊覧飛行
海からでは全体像が見えないブルーホールを上空から見下ろして頂きます。その青の美しさはまさに絶景。ダイビングしない方はもちろん、ダイビングで行った方も是非上空からのブルーホールをご覧下さい。
《 遺跡 》
ベリーズには小さなものから大きなものまで様々なマヤの遺跡があります。鬱蒼としたジャングルの中にそびえ立つ遺跡はかつてのマヤ時代を想像させる迫力です。
・アルトゥンハ遺跡
ベリーズシティから北に約1時間ほどの郊外にあるマヤ遺跡。マヤ文明最大の翡翠が見つかったことでも有名の気軽に行きやすい遺跡です。
・カラコル遺跡
ベリーズシティから片道約4時間ほどの場所にあるマヤ遺跡。ジャングルのオフロードを進むとそこにはベリーズ最大の遺跡が姿を現します。高さ約43mもあるカーナ神殿やマヤ文字で刻み込まれた石碑など遺跡好きにはたまらない場所です。
《 ネイチャー / アドベンチャー 》
ベリーズは自然の宝庫です。絶滅危惧種のマナティを見学したり、無人島でキャンプランチをしたり、鍾乳洞の洞窟で川下りをしたりと自然をおもいっきり満喫することが出来ます。
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ベリーズのホテルってどうなの?
ベリーズにはカバーニャタイプのホテルからプール付きのリゾートホテルまで料金に合わせて大小様々なホテルがあります。プランも宿泊代のみ(もしくは朝食付き)のヨーロピアンプランやオールインクルーシブプランがあり、お客様の滞在スタイルによって選ぶことができます。将来的に有名な高級ブランドホテルの建設が予定されており、さらなるリゾート開発が期待されています。ただインフラ面で日本と大きな差があるベリーズですので、どんなに高級なホテルでも電気や水道などが一時的に停電・断水になってしまうことがあります。
ベリーズの良い点
公用語が英語であること、そしてアメリカドルをどこでも使用できます。カンクンでも英語が使えアメリカドルも使えることから、空港で両替する必要なくそのままご旅行可能です。
ベリーズの注意すべき点
とても安全な国ですが、やはり日本とは違います。特にベリーズシティでの夜の外出は避けるようにしましょう。ロブスターが有名な国ですが、禁漁時期がありますので事前に調べておきましょう。6/15~2/14の期間はお召し上がれます。
ベリーズのまとめ
発展途上国の小さな国ですが、それ故に手付かずの自然や歴史の産物があふれた国です。狭い範囲にたくさんの見どころがありますので、移動しやすくコンパクトな旅行プランを簡単に組み立てれます。是非、カンクンから少し足を伸ばしてもう1か国「ベリーズ」に行ってみてはいかがでしょうか?
カンクン+ベリーズ旅行のスケジュールサンプル
6泊7日でおすすめツアーを組み込んだサンプルスケジュールを組んでみました。盛りだくさんですが無理のないスケジュールとなっていますので、ご旅行の参考になさってください。
1日目 | 昼:ベリーズ空港到着→ホテルにてチェックイン | ベリーズのホテル泊 |
2日目 | ダイビングもしくはシュノーケリングツアーに参加 | ベリーズのホテル泊 |
3日目 | 午前:ブルーホール遊覧飛行ツアー参加 午後:カンクンへ移動 カンクン到着 | カンクンのホテル泊 |
4日目 | チチェンイッツァ遺跡到着&ピンクレイクツアー参加 | カンクンのホテル泊 |
5日目 | グランセノーテ&シアンカーンツアー参加 | カンクンのホテル泊 |
6日目 | フリー | カンクンのホテル泊 |
7日目 | 早朝:ホテルチェックアウト→カンクン空港出発 |
お客様のご希望に合わせて個人旅行から団体旅行まであらゆるアレンジに対応可能ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。