旅先の情報として確認しなければいけないことの1つが通貨ですよね?メキシコの玄関口として利用されているカンクンは、メキシコでも非常に特殊なお金の使い方をする場所です。ここではカンクンのお金事情について、詳しくお伝えいたします。
【目次】
カンクンで利用できる通貨は?
カンクンではメキシコペソとアメリカドルの両方を使用することができます。日本円は一切使用できません。メキシコペソの表記はPESOもしくはMXN、アメリカドルの表記はUSもしくはUSDです。どちらの通貨も単位記号は$と表記されていますので、どちらの金額なのか会計時に必ずご確認下さい。金額はおよそ1USD≒19MXN(2019年1月現在)です。「$100」という表記が100USDなのか100MXNなのか大きな違いですのでご注意ください。
両替はどっちの通貨がいい?アメリカドル?メキシコペソ?
両替する通貨はドルに両替されることをお勧めいたします。カンクンではドルでお支払いしたとしても、お釣りがペソとなって戻ってくることがほとんどです。わざわざペソに両替をしなくてもお釣りによって自然にペソが増えていきます。万が一、ドルが余ってしまった場合は、ドルなら他国のご旅行に使えますが、ペソはメキシコしか使えないという理由もあり余っても損をしないドルに両替しましょう。
両替はどこでするべき?
両替は日本で済ませておくことをお勧めいたします。カンクンの空港には日本円を取り扱っている両替所がありますが、大変レートが悪く場所も出発ロビーの方へ移動する必要がある為お勧めいたしません。ホテルゾーンに日本円を取り扱っている両替所が1件ありますが、こちらも大変レートが悪いです。また両替所は営業時間も限られている為、ツアーなどをお申込みされているツーリストの方にとってはなかなか時間帯が合いません。その為、余裕を持って日本で両替されることをお勧めいたします。
ATMでキャッシングはできる?
カンクンにはATMがホテルのロビー、ショッピングモール、スーパーマーケットなどいたるところに設置されています。言語はスペイン語もしくは英語表示です。VISA、MASTER CARD、AMERICAN EXPRESSといった代表的なクレジットカードであればキャッシングすることは可能ですが、機械によっては取り扱っていない場合もありますので余裕を持った現金を持ち歩くようにしておきましょう。時々キャッシングができなかったお客様がおられますが、これは不正なキャッシング防止対策の為にお取り扱いカード会社が海外でのキャッシング利用をできないように設定されている場合があります。ご旅行前にカード会社にメキシコに行くことを事前に連絡しておいたり、利用額の設定を変更することでキャッシングが可能になりますので、ご自身の契約内容をご確認されることをお勧めいたします。
クレジットカードは使える?
ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケットなどほとんどの場所でクレジットカードをご利用頂けます。取り扱いクレジットカードは、VISA、MASTER CARD、AMERICAN EXPRESSとなり、JCBを取り扱っていないところが多々あります。念のため、予備としてクレジットカードを何枚か持ってくるようにしておきましょう。遺跡内での民芸品売り場、セノーテでのシュノーケリングやライフジャケットレンタルなどでは、現金のみでの支払いとなる場合もありますので、現金は必ず持ち歩くようにしてください。
税金はいくら?
日本の消費税にあたる付加価値税(IVA)は 16%となり、通常内税として請求額に含まれています。時々、チップと勘違いされる方もおられますので、覚えておきましょう。
チップはどれくらいが相場?
メキシコではチップの習慣があります。旅行をしているとチップを払う機会はたくさんあります。状況により異なりますが、目安として下記をご参考になさってください。
《チップの目安》
・ホテルのベッドメイク:3~5ドル/日
・ホテルのベルボーイ: 3~5ドル/名
・スパでのマッサージ師:10~15%程度
・レストラン:請求額の10~15%程度
・混載ツアー:半日ツアーで5~10ドル程度/名 、1日ツアーで10~15ドル程度/名
レストランによっては既にチップ(TIPもしくはPROPINAと記載)が含まれていることがありますので、必ずお会計時にご確認下さい。オールインクルーシブホテルでは、レストランやポーター、ベッドメイキングへのチップも宿泊費に含まれていますのでお支払い頂く必要はありません。チップの為に小さなお金を常に用意するようにしておきましょう。