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撮影・取材

サンドアーティスト

皆さん「サンドアーティスト」って聞いたことがありますか?

木や氷を使った彫刻家はよく耳にしますが、「砂」を使う彫刻家のことを「サンドアーティスト」といいます。メキシコにはサンドアーティストが3名おり、そのうちの一人ベネズエラ出身のホセ・ルイス・ゴンザレス氏に日本のテレビ番組が注目し、彼の作品で「とあるもの」を作成しようという企画があがっております。
今回、その番組の現地協力を弊社が担当させて頂く事となったのですが、まずはそのサンドアートとは何かを皆さんにお伝えしたいと思います。

サンドアーティスト ホセ・フェルナンド氏

サンドアーティスト ホセ・ルイス・ゴンザレス氏

Q.「サンドアート」とは何ですか?

A.ビーチの砂を使用して人物や物を彫刻のように造形していくアートのことです。

Q.サンドアートに使用する材料は何ですか?
A.砂と水と電気です。

Q.砂を固める為の接着剤のようなものは使用していないのですか?
A.一切使用していません。造形後も自然に戻れるようにすべて環境に優しいものを使用しています。

Q.電気でどのようにして砂を固めるのですか?
A.まず大きな筒抜けの箱の中に砂と水を入れます。その後電気を流すことによって砂が強度に固まります。その後、彫刻刀やヘラを使用して削っていきます。

Q.サンドアートをしていて一番難しいところはどんなところですか?
A.砂を付け足して形を作るのではなく、削って形を作っていくので、少しでも崩れてしまうとやり直しがきかず、またいちから作り直さなければいけないところです。ひとつひとつの作業が非常に神経と集中力を必要とします。

Q.どれくらいで完成しますか?
A.2mくらいのシンプルなデザインであれば3日程、複雑なデザインであれば2~3週間はかかります。

Q.どれくらいの期間、形を保つことができますか?
A.だいたい2週間くらい。また電気を流せば、2ヶ月くらいは持ちます。

Q.完成後、その彫刻はどうなっているのでしょう?
A.自然に風化していきます。その為、私は環境に配慮した方法で創り上げています。

下記の写真がホセさんの作品です。砂で創られているとはとても思えないほど完成度が高い彫刻です。

ビーチにて作成中

ビーチにて作成中

マリア像

マリア像

ビーチにて作成中

ビーチにて作成中

今回、日本の番組で「とあるもの」を創って頂く予定ですが、内容はまだ内緒です。。。一体何を作ってくれるのか楽しみにしておいて下さいね。番組の放送日がわかりましたら、またお知らせいたします。

このホセさんの彫刻を「生」で見たい方は来る9月のイベントにお越し下さい。

**サンドアートイベント情報***

日付:9/1-9/16まで

場所:イスラムヘーレス島 ダウンタウンのココビーチにて

テーマ:「独立記念日の英雄たち」

料金:無料で見学可能。
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